オープンソース

Open Source Software
- オープンソースソフトウェア -

作成者がソースコードを無償で公開し、利用や改変、再配布が自由に許可されているソフトウェアのことです。
代表的なオープンソースソフトウェアには、各種サーバーのOSでもあるLinux、データベース管理システムのMySQL、プログラミング言語のJava、Perl、PHP、Python、WebブラウザのFirefoxなどがあり、さまざまな分野に広く用いられています。
オープンソースソフトウェアは無償ながら、高性能かつ信頼性が高いものが多く知られており、企業が商用利用としてオープンソースソフトウェアを基に開発することも多くあります。

オープンソースソフトウェアのメリット

信頼性がある

ソースコードが公開されていることにより、不正なプログラムや脆弱性などを常に確認できるため、迅速な修正に繋がり信頼性が高いです。

安定性が高い

ソフトウェアは、提供企業の事情でサービスの終了やサポートの打ち切りといったことがよく起こります。
しかし、オープンソースソフトウェアはユーザーがいる限りメンテナンスを継続することができ、長期にわたる安定した利用を見込めます。

コスト削減が可能

オープンソースソフトウェアはライセンス費用が無償なので、統合的なコスト削減が期待できます。
初期費用だけでなく、導入後のライセンス管理や定期的なリプレース費用なども削減できます。

オープンソースソフトウェアのデメリット

知識のあるエンジニアが必要

オープンソースソフトウェアは、プログラミングの知識がないと問題が発生した時に対処するのが難しくなってきます。

ライセンスに準拠する必要がある

オープンソースソフトウェアの使用者はライセンスに準拠しなければなりません。
ライセンスを遵守した上で自由に使うことができるもので、無条件に使用できるというものではありません。